建設業のお仕事

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建設業界の仕組みと構造

 建設業は、お客様(発注者)の注文を受けてから工事等を始めます。
 一般的には、仕事を受注した企業が、工事を進めるにあたり、設計業者や専門工事業者のほか、資材メーカーや建設機械リース業者など多くの関係業者と調整と連携を行いながら、工事を完成します。

  • 発注者
    (国、自治体、企業、個人など)

    公共工事の設計業務は設計事務所や発注者自らが行う場合がある。

  • 受注者・元請業者
    (総合建設業者)

    発注された設計に基づき土木・建築の工事を行います。
    工事全体の施工管理や関係者の調整が主な役割です。

  • 協力業者・下請業者
    (各種専門工事業者)

    土工事、コンクリート工事、舗装工事など、現場の実作業を(工事全体の部分工事)を担当します。

〇建設業

 建設工事は、大きく分けると「土木工事」と「建築工事」の2つに分類されます。
 さらに建設業法の許可により、「土木一式工事」「建築一式工事」のほか、「舗装工事」「造園工事」「電気工事」など29の業種に分類されます。
 それぞれの工事現場では、施工管理等を行う「技術者」と型枠・鉄筋・左官・タイル張りなどの「技能労働者」が活躍しています。

〇技術者と技能労働者

・技術者とは、、、
 建設業法においては、建設工事を施工する場合には、工事現場における工事の施工の技術上の管理をつかさどる者として、監理技術者や主任技術者をおかなければならないとされている。
・技能労働者とは、、、
 法令上の技能労働者の定義はなく、建設業の生産工程従事者や建設・採掘従事者などを技能労働者としている。

〇技術者と技能労働者の違い

技術者は、施工管理を行う者であり、直接的な作業は基本的には行わない。
技能労働者は、建設工事の直接的な作業を行う、技能を有する労働者である。

受注者(総合建設業者)の仕事と役割

  • 受注者の仕事

     土木・建築構造物を作りには、様々な技能労働者や技術者が関わり、工程も複雑です。
     それらを計画的に高い品質を確保しながら円滑に工期内に完成するには、発注者と打ち合わせたり、現場で働く協力業者を指導・監理する施工管理が受注者(総合建設業者)の主な仕事です。

  • 受注者が行う5つの施工管理

    ①工程管理
    与えられた工期で工事を完成させる

    ②安全管理
    作業者や第三者への傷害、事故の発生防止

    ③品質管理
    工事目的物の品質・出来形の確保

    ④原価管理
    予算と工事支出金等を管理し適正な利潤の確保

    ⑤環境管理
    工事を行う周辺地域の環境への配慮

建設業に関わる国家資格

①管理技術者となりうる国家資格
建設業法の1級建設機械施工技士、1級土木施工管理技士、1級建築施工管理技士をはじめ、建築士法の1級建築士、技術士法の建設・総合技術監理など、高度な資格試験の合格が要件となります。

②主任技術者となりうる国家資格
監理技術者となりうる国家資格に加え、建設業法の2級建設機械施工技士、2級土木施工管理技士、2級建築施工管理技士をはじめ、建築士法の2級建築士などの資格試験の合格が要件となります。
※土木施工管理技士等の2級資格者には、主任技術者となりうる建設工事の請負代金額の上限があります。

建設工事現場で従事する者

 建設工事現場では、主任技術者や監理技術者、現場代理人のほか、各担当の技術者や技能労働者、一人親方などがその工事に従事している。